【公務員】公務員生活で得られるもの

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こんにちは!かもみんです。

最近は転職についての記事が続いていましたが、今回の記事では、『公務員』について、改めて考えてみようと思います。

かもみん

私たち夫婦、二人とも同じ役所の公務員ですが、歩んできた道、経験した内容は全然違います。

それぞれ、公務員であるがゆえの不満や、やりようのない気持ちなど、たくさん感じてきました。

このブログでも、そのような内容の方がどちらかというと多いかもしれません。

ですが!もちろん、今までの経験は決してマイナスなものばかりではありません。

むしろ、公務員だからこその経験や成長がありました。

なので、今回は公務員になったからこそ得られたものについて、2人で考えてみたいと思います。

 

ざとすけの経験から

ざとすけ

僕は事務職で3つの職場を経験したけど、どれもやってることが全く違ったなー。部署変わると転職っていうけど本当にそうだと思う。でも、その分、身についた力もあると思う!公務員あるあるのスキルを紹介していきます。

1.調整力の向上

役所って本当にいろんな部署があって、政策の一つ一つにいろんな部署が関わっていることが多いです。

なので、意思決定もいろんな部署にまたがってきます。

例えば、公営住宅の敷地に幼稚園を建設するとなると、

公営住宅部門と幼稚園部門それぞれで費用を折半することになったりします。

そういった部署をまたがっての政策となると内部での調整力や交渉力が欠かせません。

そういった複雑に絡み合う政策の調整をやらせたら公務員は右に出るものがいないと思います。

 

2.柔軟性の向上

役所内での異動=転職のようなものとは、よく言うものです。

とりわけ事務職員はあらゆる部署に異動します。市民課の窓口から予算規模数億を扱うといった部署まで様々です。

そうなってくるとみんな”転職”には慣れっこなんです。

新しい職場に行ったら前任者のマニュアルを読み込んで、仕事を再現する柔軟性

これには目を見張るものがあります。

 

3.説明力の向上

役所の仕事の中で仕事の大部分を占めるのが、管理職へのレクチャーです。

これを”レク”とよく呼ぶのですが、レクの頻度がとても多いので、みなさん必然的に資料をまとめる力と説明する力は身に着けています。

急に、「一時間後にレク入れてー。」と言われれば、パッとやってのけます。

こういう説明力は身についたスキルの一つです。

かもみんの経験から

私は、福祉職採用なので、市民対応の現場仕事がほとんどでした。大変なこともたくさんあったけど、今までの経験を振り返ってみると、やっぱり成長できたな、と思うよ。

かもみん

1.コミュニケーション力がついた

これは本当に思います!私はどちらかというと人見知りで、あんまり積極的に話しかけにいけない性格だったのですが、社会人になってからはそうも言ってられなくなりました。

特に、公務員という市民応対の現場では、コミュニケーションスキルがかなり重要になってくると思います。

そのスキルがないと、市民が抱えている困りごとを把握できなかったり、怒らせてしまったりすることもあると思います。

また、相手が困っているとき、怒っているとき、喜んでいるときなど、いろいろな場面がありますが、

その時々に適した自分の表情や声色などを使い分けれるようにもなりました。

社会人になりたての自分だったら、きっとクレーム対応なんて一ミリもできなかったと思います。

 

2.社会資源について詳しくなった

これも、公務員の大きな強みだと思います。

役所では、人が生まれてから死ぬまでに利用する一通りの社会資源を扱っています。

仕事をしていくなかで、どのような時にどのような制度が使えるのか、徐々に分かってくるようになりました。

 

自分がもし入院したら医療費はどうなる?生活に困窮したら?自分の親が介護が必要になったら?

 

生きていると、自分(もしくは家族が)もこのような場面に出くわす可能性もあると思います。

ですが、今の自分には「まずはどこに相談したらよいのか」がすぐに分かります。

自分の生活にも役立つ知識が得られること、これは公務員ならではのメリットだと思います。

 

3.価値観の幅が広がった

「世の中ってこんなに色んなことが起こるんだ・・・」

私の公務員生活の感想を一言でまとめると、こんな感じです。

これは、福祉職ならではなのかもしれませんが、日常ではなかなか出会わない方たちと出会います。

生活困窮して手元のお金が10円しかない人、アルコール依存症の人、刑務所から出所したての人など・・・

入庁した時点で覚悟はしていたものの、最初はやはりどのように対応すればよいのか分かりませんでした。

ただ、経験を重ねていくうちに、このような方たちを支援する道筋も、なんとなく分かるようになりました。

そして、このような関りや経験があるからこそ、自分たちの置かれた環境や日常が、

『当たり前ではない』ということにも気づかされました。

これは、この仕事をしているからこその価値観だと思います。

 

2人の経験から

以上、それぞれの立場で書いてきましたが、職種関係なく得られるものもあると思います。

1.傾聴力

これはクレーム対応の記事でも書きましたが、公務員という立場である以上、

市民や外部からの訴えに耳を傾けなければなりません。

それが例え多少理不尽だったり、よく分からない内容であったとしても、

とにかく相手の言葉を受け止めるという作業を日々繰り返しています。

不毛な時間に感じるときももちろんあるのですが、この傾聴力なくしては円滑なコミュニケーションをとることは出来ないと思います。

『話し上手は聞き上手』

という言葉があるように、仕事だけでなく、物事を円滑に進めていくための必要なスキルだと思っています。

 

2.ライティング力

公務員は、とにかくよく文章を書きます。お堅い文章ではありますが、客観的にみて理解しやすい文章にするように心がける必要があります。

なので、私たちも文章を書くことは苦ではありません。

このブログが読みやすいのかどうかは置いといて(笑)、

私たち自身、ブログを書くのは楽しいです!

このようなライティング力が自然と身についたのは、これまでの公務員経験のたまものだと思います。

さいごに

公務員って確かに利益に直結するスキルは身に着けづらいです。

でも、人間としてのスキルを身に着ける機会は大いにあると思います。

バランス感覚といいますか、そういうものを持った人が多いように思います。

それでは今日もまとめていきましょう!

  • ざとすけは調整力、柔軟性、説明力が身についた
  • かもみんはコミュニケーションスキル、社会資源、価値観について得るものがあった
  • 二人に共通するのは、傾聴力、ライティング力が身についたということ

以上ということでした!

私たちのブログがいいねと思った方は、コメント拡散お待ちしてます。

それでは!

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